サバゲー|ゴーグルの曇りから解放されるアイテム
サバゲーでゴーグル(シューティンググラス)が曇る理由は?
サバゲーでゴーグルが曇る原因は主に3つ考えられます。
1.汗
特に夏場は少し動くだけでも非常に汗をかきやすいです。顔の汗が湿気としてゴーグルのレンズに付着することにより曇ってしまいます。
2.自分の呼気
顔を守るためのフェイスマスクやマスク一体のゴーグルを使用している場合によく起こります。自分の吐いた息がゴーグルのレンズ部分まで上がっていって曇ってしまいます。
3.温度差
外気温の低くなる冬によく起こります。これはレンズの内側の湿気(汗など)が外気によって冷やされたレンズに付着することで起こります。
曇らないゴーグルは?
まず、目を守るゴーグルのレンズ部分は大きく2つの種類に分類されます。
1つは透明なプラスチックレンズ。ポリカーボネートなど、衝撃に強い材質で作られています。色は無色のもののほかに、スモークやイエロー、ピンク(赤)などがあります。
「Bolle ラッシュ プラス シリーズ」
出典:Amazon
「Bolle ラッシュ プラス シリーズ」はレンズ色、ガスケット(レンズのまわりのゴム製のパッキン)、フレーム色にバリエーションがあり、手ごろな値段で非常にオススメのシューティンググラスです。
もう1つはメッシュタイプ。これは、金属製でBB弾が通過しない細かい「網」で作られているタイプになります。
「サンセイ ワイド ゴーグル メッシュタイプ」
出典:Amazon
メッシュタイプは構造上曇ることがないので、曇り対策としては最強と言えるかもしれません。
「サンセイ ワイド ゴーグル メッシュタイプ」は視野が広く、手ごろな値段でおススメです。
メッシュタイプゴーグルのデメリット
曇り対策として最強のメッシュタイプのゴーグルですが、大きなデメリットもあります。
まず、ゴーグルを装着した瞬間に感じる暗さ。網目の隙間から覗くことになるので当然、視界が暗く鬱陶しく感じると思います。
そしてなにより安全性に欠けるということです。目を守るための製品なので当然丈夫に作られているはずです。しかし、メッシュにあたったBB弾はどうなるでしょう?そのまま跳ね返ってくれればいいのですが、撃たれる距離や角度、BB弾の材質によってはメッシュにあたったBB弾がそのまま砕け、破片が目に到達することがあります。
至近距離で撃ち合う可能性の高いインドアフィールドなどでの使用は全くオススメできませんし、フィールドのルールでメッシュタイプゴーグルの仕様を禁止しているところもあります。
レンズタイプのゴーグルの曇り対策は?
メッシュタイプゴーグルのデメリットは先にお話しした通りで、レンズタイプのゴーグルの使用をオススメします。
レンズタイプゴーグルの曇り対策として主に2つの方法があります。
1つはファン付きのゴーグルを使用する方法です。
「東京マルイ プロゴーグル/フルフェイス」
出典:Amazon
ゴーグルの上部に、ゴーグル内の湿気を外に排出するための電動ファンがついているものがあります。これは数千円から数万円のものまでありますが、安いものだとほとんど効果がなかったり、壊れやすかったりすることがあります。
種類はそれほど多くないので見た目を気にする場合は選択の幅が狭く、装備のコーディネートがうまくいかないかもしれません。またゴーグルが大型になりやすく頬付けしにくいというデメリットがあります。
「東京マルイ プロゴーグル/フルフェイス」はメガネをかけていても使用することができ、ファン付きゴーグルの中では非常にオススメの商品です。
もう1つは曇り止め剤を塗布する方法です。現状、これがもっとも手軽で一般的な曇り止め対策として定番の方法となっています。
どんな曇り止め剤があるの?
まず、曇り止め剤には、液体タイプと拭き取りタイプがあります。
液体タイプには「スプレータイプ」や「ムースタイプ」「ジェルタイプ」があり、これらは薬液をレンズにスプレーしたり、垂らしたりしたあと布や指で全体に伸ばしていくタイプです。
商品数も多くミリタリーショップなどにも必ずと言っていいほど置いてあるものなので手軽に入手できます。また比較的効果時間が長いという特徴があります。しかし布や指で全体に広げる必要があるため、指が汚れたり、薬剤を塗布する量や拭き取り方によっては効果がでなかったり、薬剤が残って逆に見えにくくなってしまうこともあります。商品ごとの正しい使い方や慣れが必要です。
拭き取りタイプには「クロスタイプ」や「シートタイプ」があり、薬液が染み込んだ布や紙でレンズ表面を拭き取ることによって、レンズ全体をコーティングするタイプです。
何度も使えるのがクロスタイプ、使い捨てなのがシートタイプです。手が汚れず、その場でサッと拭き取るだけなのでとても手軽で便利です。拭き取るだけなので失敗がなく、だれでもキレイに仕上げることができますが、液体タイプに比べると効果が短い気がします。
どちらのタイプも購入前に使用できるレンズを確認しましょう。ゴーグルのレンズの材質やコーティングによっては相性が悪く効果がでなかったり、レンズやコーティングを痛めてしまうこともあります。
オススメの曇り止め剤は?
曇り止め剤は種類が多く何を選んでいいかわからない!そう思っている方も多いでしょう。
個人的にオススメな曇り止め剤をいくつか紹介します。
まず、液体タイプでは
「OTS アンチフォグアルファ」
出典:Amazon
このタイプの曇り止め剤は本当にたくさんの種類があり、私もいろいろな商品を買ってなんとか曇り対策をしていました。その中でこれが一番しっくりくるなぁと思った商品です。
拭き取りタイプでは
「サイモン フォグストップ缶」
出典:Amazon
この商品はクロスタイプで約300回使える商品です。缶に入れて携帯できるのもとても便利でした。曇り止め効果の持続時間は、先の「OTS アンチフォグアルファ」の方が上でしたが、こちらはサッと拭き取るだけなので、ゲームの合間の休憩時間などにゴーグルを拭けば効果が延長できてとても便利でした。
これらは今までいろいろと試した結果、自分なりに使いやすいなと思ったものですので、レンズとの相性や環境によっても効果に差異がでるかもしれません。
既存の曇り止め対策で満足できなかったあなたへに。
これまでいろいろな曇り止め剤やファン付きゴーグルを試してきたものの、やはり最終的には満足できず、今はこれらの商品は使っていません。
まず、ファン付きゴーグルはどれもファンの吸い出す力が弱く、曇りにくくする補助的な役割をしているんだなという印象でした。それでも春先の涼しい季節や、ゲーム序盤であまり汗をかいていないときにはそれなりに快適でした。
曇り止め剤もうまく塗れた時には効果抜群なのですが、手入れが面倒で、何度か使っているとレンズが汚れてきて一度洗剤で洗わないと効果がでなくなったり、ゲームの合間の短時間で雑に塗ってしまい、余計見にくくなってしまったりすることがありました。
なにより汗をたくさんかく夏や寒暖差の大きい冬、フィールド内にいる時間の長い耐久ゲーム、動きが止まる時間の長いアンブッシュ時などには曇り止め剤の効果が実感できず、楽しいはずのゲームに集中できなくなってしまいました。
また、大きなゴーグルは銃を構えた時、頬付けがうまくてきずにサイティングの妨げになりますし、シューティンググラスの方が個人的にスタイリッシュで好みです。
シューティンググラスをしたまま、なんとか曇りを完全に排除し快適にサバイバルゲームを楽しめないかと考えたときにこの商品を思いつきました。
商品名は「Anti-Fog∑(アンチフォグシグマ)」です。むかし愛用していた曇り止め剤の「アンチフォグα」から商品名を考えました。
写真中央の商品がAnti-Fog∑です
どういうものか簡単に紹介します。まずキャップのツバにAnti-Fog∑を取り付けます。
本体の2つの電動ファンがシューティンググラス直上から外気を送り込みます。風はシューティンググラスのレンズ内側だけでなく、外側から顔前面に沿って吹き降ろすようになります。レンズの湿気を除去すると同時に顔から出る汗を乾かしたり、自分の呼気が上がってくるのを防いだりすることによって常にレンズを乾燥した状態に保ちます。
Anti-Fog∑が気になったあなたに。
商品の詳細・購入はこちらから