Warhead Industries ブラシレスモーター 各種テスト
Warhead Industries製のブラシレスモーター6機種のテストを行いました。
今回BASEシリーズの45K、35K、27K、20Kの4種とBlackシリーズの52k(ウルトラハイスピード)、36k(ハイスピード)の2種をテストしました。
比較としてOPTION NO.1製のブラシレスモーター(ハイトルク)のデータも取りました。
テスト機の仕様としては、M120相当のスプリング、18:1のギアセット(セクターカットは3枚)となります。
※電子トリガーはGATE TITAN V2(Expert)
また、バッテリーはDCIGuns製の11.1V 1200mAh Ave25Cのバッテリーを使用しました。
データの取得はGATE TITANシリーズ用のアプリGCSにて行いました。スマホとはBlu-Linkを使用しています。
テスト全てにおいて1本のバッテリーを使用し、都度バッテリーは充電しなおしています。
テスト方法は、セミオートを50発 → 直後フルオートを50発撃っています。
※TITANの設定として、ブラシレスモードON、プリコッキングOFF、サイクルコントロールは遅延35mm秒としています。
サイクルを抑えた理由はフルオート時の弾数を数えられなかったためです。
GCSでうまくデータが取れなかった項目もあります。
Warhead製品の消費電力の低さがよくわかります。
フルオート時、OPTION NO.1のブラシレスでは途中でTITANの発熱エラーがでましたが、Warhead 45Kではそのようなこともなかったです。
次にサイクルコントロールをOFFにして、それぞれフルオートのサイクルを計測しました。
実際にBB弾を発射しての計測になります。
弾速計はXCORTECH X3200 MK3を使用しました。
写真を撮り忘れました…
サイクルは
OPTION NO.1ハイトルクが37.0rps
warhead 52Kが39.8rps
Warhead 45Kが35.0rps
Warhead 36Kが28.3rps
Warhead 35Kが26.8rps
Warhead 27Kが21.6rps
Warhead 20Kが18.2rps
となりました。
動作性はOPTION No.1のハイトルクとWarhead 45Kがほぼ同じで消費電力が低いのが注目ポイントです。
また、Warhead 20Kがかなり低消費電力ですので11.1V運用で、低燃費のエアガンに仕上げたり、極小バッテリーしか収納できないエアガンの運用にも使えたりするのではないでしょうか。
BLACKシリーズの52Kに関してはさすがによく回ります。とにかくぶん回したいなら52K。消費電力的にもOPTION No.1のハイトルクモーターより若干有利。
BASE、BLACKシリーズを通してほぼ型番通りの順のスペックになります。ということで36Kは店長的に微妙な立ち位置かなぁと思います。
トータル性能とコスパはやはり45Kに軍配が上がりそうです。
今回のテストではシングルセクターギアを使用した中程度の負荷をかけたものでしたが、DSGを使用したさらに高負荷な状況では動作性も含めWarhead製品の優位性がより高まるそうです