店長の加工日記『Umarex/VFC MP7A1 V2(電動ガン)給弾不良?』

2021年2月ごろ、Umarex/VFC MP7A1電動ガンがV2となり、各種パーツがバージョンアップしました。

とても高性能で気に入っているエアガンの1つですが、一部パーツが破損しやすい弱点がありました。

今回のV2へのバージョンアップでこれらのパーツが一新されました。

メカボックス内部のパーツでは、「タペットアイドラー」と「タペットプレート」になります。

これらのパーツが破損すると、撃ってもBB弾が発射されない、給弾不良の状態になります。

 

〇タペットアイドラー

一般的な電動ガンにはないパーツになります。(同じ役割の構造物はセクターギア上にありますが)

 

写真のセクターギアに付属する涙型?のパーツです。

これはV2のもので、金属製になっています。

初期のものは写真右下の黒い樹脂製のパーツになります。

初期のパーツは強度不足で写真のように割れることがあります。

 

〇タペットプレート

これはセクターギア(タペットアイドラー)の動きに連動してノズルを前後させ、BB弾をチャンバーに押し込む役割をしているパーツになります。

写真手前がV2、奥が初期型になります。

首の太さが全然違うのがわかります。

初期のパーツはこの首部分で破断することがあります。

 

〇タペットアイドラー/タペットプレートが破損する仕組み

まず、それぞれのパーツがどのように動くかというと、タペットアイドラーがタペットプレートのO型部分の内側回転します。

すると、タペットアイドラーによってタペットプレートが前後に動かされます。

ここでポイントととなるのが、タペットプレートが「前方向」にも動かされるということです。

※一般的なエアガンでは、タペットプレートは「後ろ方向」のみに動かされ、あとはスプリングの力で前方向に戻ってきます。

VFC製MP7はこの構造のため、ノズル及びタペットプレートが何らかの原因で前進できない状況になたときに、タペットプレートやタペットアイドラーに負荷がかかり、どちらか強度の低かった方が破損するということになります。

具体的には、弾詰まりや給弾不良が原因になります。

この2つのパーツの破損は多くがタペットプレート前進時に起こっていると思われます。

故障した個体のノズル先端を見ると、打痕が残っていることが多いです。

※一般的な電動ガンでは、仮に弾詰まりなどでノズル・タペットプレートが前進できなかったとしても、スプリングによって引っ張られているだけなのでこのような破損になる可能性は低いです。

 

〇タペットプレートの交換

タペットプレートが折れてしまったら交換するしかないのですが、1つ問題が。

V2タペットプレートは、初期型のメカボックスにはそのままでは交換できないのです。

(厄介なのが今年2月以降にV2として入荷した本体もタペットアイドラーは金属製に変わっていてもタペットプレートは初期型のままの個体も見られました。このあたりはロットによるものなのか、たまたま紛れ込んだものなのかは不明です。)

弱かった首回りが大型化し強度が増したのですが、メカボックス自体に大型化した部分が収まりません。

写真中央部の赤く着色した部分が干渉部分になります。

※加工前のメカボックスなので軸受部分はマスキングしています。


そのため、フライスで干渉部分を削除することによって初期型メカボックスにV2タペットプレートを交換しています。

 

このように、無事V2タペットプレートが交換できました。

 

当店では、今日現在(2021/6/23)初期型及び新型のタペットプレートを在庫していますが、初期型については在庫がなくなり次第販売終了となります。

初期型のメカボックスで当該パーツの破損をしてしまい、V2タペットプレートに交換をご希望のお客様にはメカボックスの加工も受け付けています。

また、修理時に破損していなくても樹脂製のタペットアイドラーが装着されている場合は、新型の金属製タペットアイドラーに交換します。

Umarex/VFC MP7A1電動ガンが給弾不良や故障でお困りの方は当店までご相談ください。👇👇

~Military-Rex(ゼスト所沢店内)~

☎ 04-2991-2260

✉ info@military-rex.com

 

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